カタールW杯・日本戦に1分だけ出場も…… EURO2024へ...の画像はこちら >>

ドルトムントでプレイするムココ photo/Getty Images

ドルトムントで思うように出番が増えない

僅か1分だけではあったが、ドイツの神童と期待される19歳のドルトムント所属FWユウスファ・ムココは2022ワールドカップ・カタール大会の日本代表戦に途中出場を果たした。ドイツ代表はこの日本戦を1-2で落としていて、得点が必要となったドイツは次々とアタッカーを投入。

その1人がムココだったわけだ。

10代でワールドカップを経験したムココが次に狙うは、当然ながら今夏のEURO2024だ。ただ、今季のムココはドルトムントで思うようにプレイタイムを確保できていない。

ここまでリーグ戦では344分間のプレイで3ゴールに留まっていて、ドイツ代表からも声はかかっていない。あのワールドカップでの日本戦が最後の出場だ。それでも独『ran』によると、ムココはまだEURO2024出場を諦めていない。
何とかドルトムントでアピールし、代表へ滑り込みたい考えだ。

「どの選手もそれを目指していると思うし、最終的にはクラブでパフォーマンスを発揮しないとね。ワールドカップの前には誰も僕がメンバーに入るとは予想していなかったけど、僕はそこにいた」

ドイツ代表ではカイ・ハフェルツを最前線で起用するパターンに加え、ムココと同じドルトムントでプレイするニクラス・フュルクルクも控えている。ムココにとっては難しい状況だが、19歳の神童は終盤に何かを見せられるか。