「冨安は残り全試合に先発しなければならない」 サネ対策に奔走...の画像はこちら >>

バイエルン戦で奮闘した冨安 photo/Getty Images

1stレグでも冨安の力が必要だった

17日にチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグでバイエルンと対戦したアーセナルは、敵地で得点を奪えないまま0-1で敗れた。2戦合計は2-3となり、惜しくもベスト8での敗退だ。



このゲームでアーセナルは1stレグからスタメンに変更を加えていて、左サイドバックにはヤクブ・キヴィオルではなく冨安健洋が入った。これは相手の右ウイングに入るレロイ・サネ対策を意識してのものだが、この采配は当たりだった。

冨安は怪我の問題で離脱していた時期があり、プレミアリーグとCLの両方でベンチスタートが続いていた。バイエルン戦1stレグもベンチから試合を眺めていたのだが、チームはサネに突破を許したところから失点を喫している。ホームで2-2と引き分けたのは痛手だったと言える。

英『TBR Football』が2ndレグでのアーセナルサポーターの声を紹介しているが、サポーターはサネのマークについた冨安のことを絶賛している。
1stレグでも冨安が先発できていればと考えたサポーターも少なくないだろう。

「シーズンの残りゲームへ、チームは左サイドバックを見つけたと思う。冨安は全試合に先発しなければならない」

「冨安はピッチ上で最高の選手の一人だった」

「冨安はサネに対して非常に良いマンマークをしてくれた」

「冨安は過小評価されている」

ここからはプレミアリーグの戦いに集中することになり、首位を走るマンチェスター・シティを追いかける戦いだ。取りこぼしは許されない状況で、守備強度を上げるならば冨安の左サイドバック起用がベストか。