2024年はまだ無得点だが…… それでもグリーリッシュが掴む...の画像はこちら >>

マンCの左サイドに入るグリーリッシュ photo/Getty Images

EURO2024を戦うイングランド代表メンバーに入れるか

昨季の3冠達成に大きく貢献したものの、今季思うような数字を残せていないマンチェスター・シティMFジャック・グリーリッシュ。

グリーリッシュは左サイドから仕掛けることを好む選手だが、マンCは昨夏にFWジェレミー・ドクを獲得。

縦へのスピードではドクが上回っており、グリーリッシュにとっては厄介なライバルだ。

それに加えてグリーリッシュ自身の怪我もあり、今季ここまでリーグ戦得点数は3点に留まる。しかも2024年に入ってからはまだ無得点だ。

しかし、グリーリッシュは感覚が良くなってきていると手応えを口にする。ドクもやや一貫性を欠くところがあり、左サイドで時間を作れるグリーリッシュは貴重な戦力なのだ。

「今季は難しいね。
昨季はとても良いシーズンを過ごせた。主力としてたくさんプレイできたからね。すべての重要なゲームに出場していた。今季はシーズン初めに足の故障があって、その後はあまりプレイできなかった。フォームが最高だったわけではないし、自信を持ってプレイできなかった。最近もゴールは決めていないけど、それでも気分は良いし、フィット感もある。
自信を持ってプレイできていると思う」(『The Athletic』より)。

グリーリッシュの魅力は得点以外のところにある。ドクとは異なる特長があり、最近は先発の機会も増えた。現在のイングランド代表は競争が激しいが、グリーリッシュもEURO2024のメンバー候補だ。シーズンの終わりへ良い状態を継続できるのか、徐々にフィット感は戻っている。