新シーズンへトレーニングするズーレ photo/Getty Images
気をつけるべきは食生活
今年の5月。チャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード戦を控えたタイミングで、ドルトムントDFニクラス・ズーレの『激太り』が話題を呼んだ。
結局ズーレは決勝のレアル戦に出場しなかったのだが、この時のズーレは体重が110kgに達していたと言われる。身長が195cmあるとはいえ、110kgは重い。
今夏のオフでは体重カットが絶対となっていたわけだが、独『Bild』はズーレがこの夏に8kgの減量に成功したと伝えている。オフでもフィットネストレーナーとの調整を続けていたようで、新シーズンへ向けたトレーニングに合流した際には少しスリムになった姿が見られた。
一時激太りした理由としては、やはり食生活だろうか。元ドイツ代表選手で、引退後はヘルタ・ベルリンやホッフェンハイムで指揮官を務めてきたマルクス・バッベルも以前ズーレの食生活に警告を発していた。
「ズーレは良い選手だが、規律の点に問題がある。プロのレベルで体重が3、4kgも増えれば、それは大きなものだ。週に6回ピザ、8回もケバブを食べるなんて話もあった。それは効果的ではない。絶対に食べてはダメというわけではない。ご褒美が必要な時もあるからね。
果たしてシーズン中も適正体重をキープできるだろうか。ドルトムントのディレクターを務めるセバスティアン・ケールからも体重を減らさないとチャンスは与えないと伝えられていたそうで、これからも厳しくチェックされるに違いない。