ギラシのドルトムント加入が正式に決定　昨季30ゴールの点取り屋が来季に意欲　「タイトルを獲るために来た」
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ドルトムント加入が決まったギラシ　photo/Getty Images

4年契約で加入

19日（現地時間）、ボルシア・ドルトムントはシュツットガルトからFWセール・ギラシを獲得したと発表した。契約期間は、2028年6月末までとなっている。



ギラシは、昨季公式戦30試合に出場して30ゴール3アシストを記録し、ブンデスリーガでは得点王のFWハリー・ケイン（バイエルン・ミュンヘン）に次ぐ28ゴールをマーク。2位でシーズンを終えたシュツットガルトの昨季の躍進に大きく貢献した。

ブンデスリーガ屈指のストライカーの加入をドルトムント首脳陣も歓迎している。同クラブでスポーツディレクターを務めるセバスティアン・ケール氏はドイツ紙『Bild』の取材に対して以下のように語っている。

「我々にはブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグ、そしてクラブワールドカップでトップレベルのパフォーマンスを披露して自分達の目標を達成するというミッションがある。そのためには全てのポジションで一線級の選手が必要になる。セールはゴール前で相手に脅威を与える完璧なフォワード。彼のクオリティは我々の強化につながるはずだ」

また、ギラシ自身もドイツを代表する名門であるドルトムントの一員になれたことに喜びの表情を見せつつ、同時にタイトル獲得への意欲を口にしている。

「もしもドルトムントからオファーが来たら、それは特別なこと。サッカーに興味のある世界中の子供達がこのクラブのこと、黄色と黒色のユニフォーム、スタジアムの黄色い壁のことを知っている。新しいチームメイトのことも含めて全てに僕はワクワクしている。僕はここにタイトルを獲るために来た。
タイトルこそ僕が求めているものであり、モチベーションなんだ。ドルトムントでならその可能性があることを、昨季のチャンピオンズリーグでの決勝進出という結果が示している」

ギラシが昨季同様の活躍を見せることができれば、ヌリ・シャヒン監督を新指揮官として迎えたドルトムントは、レヴァークーゼンやバイエルン・ミュンヘンとブンデスリーガの優勝争いを演じる強力な競争相手となるだろう。

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