ユナイテッドに復帰したサンチョ photo/Getty Images
昨シーズン後半はドルトムントにレンタル
マンチェスター・ユナイテッドは19日(現地時間)スコットランド1部のレンジャーズと対戦し、2-0で勝利した。ジェイドン・サンチョも出場し大きな注目を集めた。
サンチョは昨年の9月にエリック・テン・ハーグ監督との関係が不和となり、1月にはドルトムントへレンタルで移籍。ドルトムントのチャンピオンズリーグ決勝進出に貢献したが、同クラブとの契約満了に伴い、保有元のユナイテッドに戻ってきた。サンチョはテン・ハーグ監督と「前向きな話し合い」を行い、両者はこの問題を終わらせることに合意したという。
サンチョはレンジャーズ戦で前半の45分のみプレイし、ゴールはなかったものの、印象的なプレイをした。『GIVEMESPORT』によればスタッツは下記の通りだ。
パス成功率:20/26 (77%)
チャンスクリエイト(キーパス):1
ドリブル成功率:3/3 (100%)
1対1の勝利:4/6 (67%)
昨シーズンのドルトムントでの経験からか、プレイには自信がみなぎり、スタッツの通り、ほとんどボールを失わなかった。また過去に度々批判されたオフザボールの時の怠惰なプレイについても改善が見られた。
試合前にテン・ハーグ監督は、サンチョに関して、下記のように語った。
「このクラブには良い選手が必要だ。そして1つ確かなことは、ジェイドン・サンチョが非常に良い選手だということ。私たちが今後もうまくやっていき、彼が成功に貢献してくれることを願っている」
この試合で披露したパフォーマンスをサンチョが継続できれば、テン・ハーグ監督の言うようにユナイテッドに貢献する“良い”選手となれるかもしれない。ユナイテッドはプレシーズンツアーで、アメリカを訪れ、アーセナル、リヴァプールと対戦する。