ゴールを祝うパウ・ビクトル photo/Getty Images
自身のゴールでチームを勝利に導く
アメリカツアーを行なっているバルセロナは現地時間3日にレアル・マドリードとのエル・クラシコを制した。
雷雨によって1時間ほど中断もあったこの試合。
この試合2ゴールの活躍のパウ・ビクトルは、試合後『SPORT』のインタビューで同じFWのレヴァンドフスキを賞賛。「とても複雑だけど、僕はいつもメッシを尊敬してきた。今、僕は幸運にもレヴァンドフスキと同じドレッシングルームにいる。レヴァンドフスキはユニークなストライカーで、僕はすべてのトレーニングで彼から学びたいんだ」と語った。
この試合で右ウイングでプレイしたパウ・ビクトル。自身のポジションについては「僕は3つの攻撃的なポジションでプレイできると思う。この3つのポジションでプレイするのはとても快適だけど、どれかひとつを選ぶとしたら、僕はトップ下を選ぶよ。でも、監督が僕を必要とするなら、どんなことでも対応できる。
パウ・ビクトルは2018年にジローナの下部組織に加わると、19-20シーズンの7月、リーガ2部のADアルコルコン戦に後半から出場しプロデビューを果たした。22−23シーズンにリーガ3部のサバデルへ1年間のローンで移籍すると、36試合で7ゴールを記録。翌シーズンには同じ3部のバルセロナ・アスレティック(バルセロナB)へレンタルで移籍し、リーグ戦35試合18ゴールの活躍。その活躍を踏まえ、今シーズンからバルセロナに完全移籍した。
宿敵相手に2ゴールという上々の結果を残したパウ・ビクトル。この結果から今季はトップチームへの昇格もあり得るだろう。再び現れたこのバルセロナの若い選手の成長が楽しみだ。