技術とサッカーIQの高さが光るアルバレス photo/Getty Images
ラ・リーガでの挑戦が始まる
アトレティコ・マドリードがマンチェスター・シティに所属するフリアン・アルバレスの獲得を発表した。
シティに所属した2年間では、2年連続でプレミアリーグ優勝を経験し、特に1年目のシーズンはFAカップとチャンピオンズリーグの三冠を達成。
一方、アルゼンチン代表ではリオネル・メッシやラウタロ・マルティネスなどの世界有数のストライカーと肩を並べてチームの勝利に貢献。W杯に続きコパアメリカ2024で優勝を果たしたことも考えれば、サッカー選手としてはこの上ない2年間を送ったと言っても過言ではない。
ただ本人としては、その才能を発揮しつつも出場時間が存分に得られない状況をどうにか打開したいと考えるのは当然で、この決断は彼の新たな挑戦、そして彼のサッカー人生において新たなステージへ移ったということであろう。
アルバレスは移籍発表後、シティのクラブ公式サイトに惜別の想いを言葉に残している。
「この2年間はとても特別なものでした。この間、私は選手としても人間としても成長し、多くのことを学びました」
「監督とテクニカルスタッフの皆さん、信頼とサポートに感謝します。皆さんの教えとビジョンは私が大きく成長する上で大きな助けとなりました。チームメイトの皆さん、私たちが共有したすべての時間、すべてのトレーニングセッションと試合での努力と献身に感謝します」
そしてチームメイトへの友情やこれまでのサポーターの歓迎を感謝した後、最後に「マンチェスター・シティは私の心の中で常に特別な場所を占めています。今後の成功を祈っていますし、どこにいてもクラブを応援し続けます」とシティへの変わらぬ愛情を表現した。
まもなく開幕する新シーズン。アルバレスがスペインの地でどんな活躍を見せるか、大いに期待したい。