先日のUEFAスーパー杯・アタランタ戦でも活躍したヴィニシウス photo/Getty Images
ここぞの場面で得点を奪える選手へと成長
先日行われたアタランタとのUEFAスーパー杯を2-0で制し、まずは今季最初のタイトルを手にしたレアル・マドリード。
このゲームでは新戦力のFWキリアン・ムバッペに話題が集中したが、きっちりと先制点をアシストしたFWヴィニシウス・ジュニオールの活躍も忘れてはならない。
今やすっかりレアル攻撃陣の顔となったヴィニシウスだが、何より凄いのは大一番での勝負強さだ。昨季のチャンピオンズリーグ決勝のドルトムント戦でも得点を記録していたが、ヴィニシウスはレアルの一員として戦ったカップ戦のファイナル11試合で11ゴールに関与しているのだ。
チャンピオンズリーグ決勝では、2021-22シーズン決勝のリヴァプール戦で決勝ゴールを奪ったのもヴィニシウスだった。その3か月後に行われたフランクフルトとのUEFAスーパー杯でも1アシストを記録。
昨年のFIFAクラブワールドカップ決勝のアル・ヒラル戦では2ゴール1アシスト、スペイン国王杯・決勝のオサスナ戦で1アシスト、今年1月に行われたバルセロナとのスーペルコパ決勝ではハットトリックを記録した。
ムバッペは加入したが、ヴィニシウスがレアルの重要戦力であることに変わりはない。カルロ・アンチェロッティの指導により、ここぞで決める得点力を手にしたヴィニシウスもチームの成功に欠かせないのだ。