今夏アトレティコに移籍したギャラガー photo/Getty Images
中盤から前線に顔を出してのゴール
アトレティコ・マドリードにとって、15日に行われたラ・リーガ第4節のバレンシア戦は特別なゲームとなったことだろう。3-0で快勝したことはもちろん、今夏の新戦力であるMFコナー・ギャラガーとFWフリアン・アルバレスが揃って得点を決めたのだ。
特に中盤のギャラガーに得点が生まれたのは好材料か。バレンシア戦では味方とのパスワークからペナルティエリアへ侵入し、最後は冷静にシュートを流し込んで得点を奪った。クリスタル・パレス時代にはプレミアリーグで8ゴールを奪ったシーズンもあったが、その攻撃性をチェルシーでは100%発揮出来ていなかったところがある。
クリスタル・パレス時代に攻撃センスは証明しているだけに、アトレティコで得点数も増やせるならば心強い。SNS上ではペナルティエリアまで顔を出したギャラガーのプレイを称えると同時に、手放したチェルシーを批判する声も出ている。
「ライン間での動きは素晴らしかった。チェルシーは彼を完全に誤解していたようだ」
「ポジショニング、視野が素晴らしい。今季チェルシーでも活躍できたはずだ」
「スペインで夢を叶えている。イングランド代表でもスタメンに入れるだろう」
ギャラガーは運動量も豊富で、守備面でもファイトできる選手だ。そのあたりはシメオネ好みの選手と言えるが、得点数も増やしていけるのか。新天地アトレティコでのスタートは上々だ。