Oasis仕様のフォースキットお披露目もハーランドは得点ならず photo/Getty Images
注目のビッグマッチはスコアレスドローに終わった
24-25シーズンのCLリーグフェーズ第1節でマンチェスター・シティはインテルと対戦。22-23シーズンCL決勝のカードが実現し、当時はシティが勝ってクラブ史上初のビッグイヤーを獲得している。
シティは今回ホームチームでありながらユニフォームはフォースキットを選択。Oasisのノエル・ギャラガーと共同で制作され、インテル戦でお披露目となった。
そんなシティが序盤主導権を握る。前半62%のポゼッション率が示すようにボールを保持して相手を押し込む。しかし、セリエA王者の守備は堅く、チャンレンジした多くのパスがカットされカウンターの起点を作られてしまう。
プレミア王者がインテルゴールに迫ったのは19分のこと。ジャック・グリーリッシュの推進力を生かして左サイドから攻め入り、右サイドのサヴィーニョに預ける。ペナルティエリア手前の右からクロスを供給し、最後はゴール前でアーリング・ハーランドがヘディングで合わせた。シュートはインテルの守護神ヤン・ゾマーの正面に飛んでしまったが、ようやく攻撃が1つ形になった。
一方のインテルはシティの攻撃をうまく凌いでいるが、攻撃面では良い形を作れていない。前半何度かあったカウンターもシティにいなされてしまっており、後半ではゴールに迫るための工夫が必要となりそうだ。
後半最初にチャンスを得たのはそのインテルだ。
シティが反撃に出たのは69分のこと。左サイドから攻撃を作ると、グリーリッシュがペナルティエリア内で前を向き、ギュンドアンを経由して最後は後半から投入されたフィル・フォーデンが右足を振り抜く。しかし、ゾマーの正面に飛んでしまい均衡は崩せない。その後もヨシュコ・グヴァルディオル、イルカイ・ギュンドアンがチャンスを迎えるも、スイス代表守護神がシティの前に何度も立ちはだかる。
シティはジェレミー・ドクを投入して1点を狙いに行くもインテルはそれを許さず、22-23シーズンファイナルの再戦となったこのゲームは0-0のスコアレスドローとなった。ホームチームは今季ここまでの全試合で得点をしていたが、ノーゴールはインテル戦が初。クラブ通算100ゴールがかかっていたアーリング・ハーランドも得点なしに終わっている。
マンチェスター・シティ 0-0 インテル