アーセナルの守護神ラジャ photo/Getty Images
堅守を誇るアーセナル最後の砦
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドGKであるピーター・シュマイケル氏はマンチェスター・シティのエデルソン、リヴァプールのアリソンに並ぶプレミア最高のGKになりつつある選手としてアーセナルのダビド・ラジャの名前を挙げた。英『Daily Mail』が報じている。
シュマイケル氏はポッドキャスト『Stick to Football』にて、エデルソンとアリソンのどちらがプレミア最高のGKかを聞かれ、エデルソンをチョイスし、2人の違いをこう述べた。
「エデルソンはビッグセーブや1対1の場面で素晴らしい。アリソンは足元で少し苦戦している。エデルソンには見られないようなミスを彼はいくつか犯している。それが唯一の違いだ。エデルソンはプレミアリーグで最高のキーパーだ」
シュマイケル氏は足元の技術の差でエデルソンが自身にとってはプレミア最高のGKであることを明言したが、この2人の争いに入ってこようとしている選手としてラジャの名前を挙げた。
「ダビド・ラジャも今や近づいてきている。彼は本当に私を感心させた。アーセナルの正GKとして地位を確立し、アーロン・ラムズデールという競争相手が去ったことで、彼には以前とは違ったオーラが漂うようになった。彼は良いプレイし、チームを勝利に導く試合も何度かあった。重要なセーブもいくつか見せた」
同氏は他にもラジャのメンタリティを称賛し、クロスやセットプレイの場面でも恐れずに積極的に前に出てくる姿勢も称賛している。
アーセナルはプレミアリーグ最強の堅守を誇るチームで、ガブリエウ・マガリャンイスとウィリアム・サリバのCBコンビなどディフェンスラインに注目が集まりがちだが、特に今シーズンは最後の砦であるラジャの活躍を忘れてはいけない。
今シーズン、この活躍が続き、アーセナルがプレミアリーグのタイトルを獲得すれば、シュマイケル氏が思う「プレミア最高のGK」はラジャに変わる可能性もありそうだ。