トッテナムを指揮するポステコグルー photo/Getty Images
今の状態では危険だ
今節ボーンマスに0-1で敗れてしまい、現在プレミアリーグで10位に沈むトッテナム。この成績では指揮官アンジェ・ポステコグルーへの視線が厳しくなるのは仕方がない。
ポステコグルーのスタイルはフィットすれば魅力的だが、トッテナムでは安定感に欠ける。クラブOBでもあるジェイミー・オハラ氏は、クリスマスの段階で10位だった場合はポステコグルーが解任される可能性が高いと見ている。
「私はアンジェが好きだし、彼のサッカーも好きだ。しかし問題がある。セットプレイへの対応や後方からの展開という点で、ややサッカーが古くなってきているんだ。(会長の)レヴィはこの状況を許さないだろう。シーズンを通してこんな守備、セットプレイ対応を続けられるはずはない。レヴィはCL、少なくともELの出場権獲得にこだわっている。もしチームがクリスマスになっても10位だったら、アンジェを解任するだろう。こんなことは続けられないよ」(『TalkSport』より)。
サッカー界のトレンドは移り変わりが早い。ポステコグルーの攻撃的サッカーは横浜F・マリノス、セルティックでもフィットしてきたが、プレミアの舞台では通用しないのか。