去就が注目されているアントニー photo/Getty Images
トッテナム戦ではスタメンに抜擢
ルベン・アモリム新監督が就任した新生マンチェスター・ユナイテッドにFWアントニー(24)の居場所はあるだろうか。
2022年にアヤックスからユナイテッドへやってきたアントニー。
最近は移籍の噂もよく浮上しているアントニーはアモリム新体制で輝きを取り戻すことが期待されているが、ここまでは大きく状況を変えるまでには至っていない。スタメンに抜擢されたカラバオカップ準々決勝のトッテナム戦(3-4)でも目立った活躍はできず。『SofaScore』のデータによると、4回のドリブルは全て失敗、シュートとキーパスも0本と厳しい結果に終わった。
トッテナム戦は55分にアマド・ディアロと交代したアントニーだが、ユナイテッドの攻撃はここから息を吹き返した。そんな現状もあり、元ワトフォードFWトロイ・ディーニー氏はアントニーを早く移籍させるべきだと主張している。
「マンチェスター・ユナイテッドがアントニーを交代させると、他の選手全員が走り始めた。彼らは彼(アントニー)と関係を断つべきだ。彼をスケープゴートにしたくないが、正直言って、彼を見るのは本当にイライラする」
「今は大事な時だ。彼は走らないし、全力疾走もしない。とにかく彼を外すんだ。
アントニーを一刻も早く移籍させるべきだと自身の見解を示したディーニー氏。一方でアモリム監督はトッテナム戦後、苦戦が続くアントニーについて次のように話している。
「彼にはもっと自信が必要だ。アヤックスでプレイしていたアントニーをを覚えているなら、今の彼は1対1で戦う自信が少し欠けているが、彼は改善するだろう。彼は本当に一生懸命努力しており、特にこの試合では、外よりも中でプレイしようとしている。彼がすべきことはただそれだけだ。一生懸命練習すれば、私は彼がもっと良い選手になれるよう手助けするつもりだ」(『Mirror』より)
現状では1月、または来夏での移籍が濃厚視されているが、アントニーはアモリム・ユナイテッドで自身の居場所を確保し、これまでの評価を覆すようなパフォーマンスを見せることができるだろうか。