2023WBCではメキシコ代表として活躍したサンドバル投手 photo/Getty Images
来季、後半戦以降の復帰が見込まれている
大谷翔平のロサンゼルス・エンゼルス時代のチームメイト、パトリック・サンドバル投手がレッドソックスへ移籍した。移籍金は2年総額1825万ドル(約28億5000万円)とされる。
サンドバル投手は、2019年にエンゼルスでメジャーデビューを果たすと、2022年と2023年シーズンはローテーションで先発の柱として活躍。チェンジアップとスライダーの切れ味が鋭く、両シーズンとも奪三振数が年間100を超える素晴らしい投球を披露した。
ところが2024年シーズンの途中に利き腕の左肘を負傷すると、側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、それ以降シーズンを棒に振り、現在もリハビリ中の状態。復帰の目処は来季の後半戦以降と見られ、その後どれだけ良いパフォーマンスを発揮できるかは、一抹の不安がある。
レッドソックスとしては、シーズン途中の復帰でも先発投手の一人として十分戦力になると見込んで獲得したのだろう。サンドバル投手の1日も早い復帰と、新天地での活躍を祈りたい。