去就注目されるソン・フンミン photo/Getty Images
今季は公式戦21試合で7G6A
元チェルシーFWトニー・カスカリーノ氏が現行契約では今シーズン限りで契約満了を迎える韓国代表FWソン・フンミン(32)の去就について自身の見解を展開した。
2015年よりトッテナムに所属するソンはハリー・ケインがバイエルンに移籍してからはキャプテンを任されるなど、今やトッテナムの顔とも言える選手の1人だ。
しかし、トッテナムは現行契約に付随する1年間の契約延長オプションを発動する可能性が高いと考えられており、ソンは残留が濃厚視されている。
そんななか、カスカリーノ氏は今シーズンがソンにとってトッテナムでの最後のシーズンになる可能性があると考えており、時には難しい決断をしなければならないと主張している。
「私はソンがスパーズに残るとは思わない。これも大きな決断をしなくてはならないことの一つだと思う。彼は長年にわたってチームにとって素晴らしい存在だったが、サッカーの世界では次のステップに進むべき時が来る」
「もし彼がシーズン後半に素晴らしい活躍を見せれば、彼は残留するだろうし、チームも間違いなく彼を残留させるだろう。もし彼が今シーズン、あまりうまくいかなかったとしても、シーズン後半に15ゴール、または12ゴールを決めて、良いプレイをすれば、トッテナムはおそらくそのオプションを行使するだろう。しかし現状では彼が退団する可能性の方が高いと思う」(英『TalkSPORT』より)
ソンは今シーズン怪我に悩まされながらも、ここまでは公式戦21試合に出場し、7ゴール6アシストを記録している。依然としてトッテナムの得点源の1人となっており、チームの攻撃を牽引しているが、同氏は後半戦のパフォーマンスが去就に影響を与えると予想している。
チーム自体は現在プレミアリーグ12位と苦戦しているが、カラバオカップでは準決勝まで残っており、悲願のタイトル獲得の可能性もある。後半戦、トッテナムが巻き返すにはエースの力も必要になるが、ソンはどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。