RCランスで評価を上げるフサノフ photo/Getty Images
マンC、レアルから興味とも
フランスのRCランスに移籍してから1年半。当時80万ユーロだった市場価値が1200万ユーロまでアップするなど評価を急激に伸ばしているのは、ウズベキスタン代表の20歳DFアブドゥコディル・フサノフだ。
RCランスではすっかり主力となっており、現在はマンチェスター・シティやレアル・マドリードといったメガクラブが興味を示しているとされる。ステップアップの時は近いと言えよう。
そんなフサノフ最大の強みがフィジカル能力だ。中でもスピードは特別で、センターバックながら今季37km/hのトップスピードを記録している。
英『The Sun』は参考までに2023-24シーズンからのプレミアリーグ記録を振り返っているが、昨季からプレミアで37km/hの壁が破られたケースは2回ある。その2回は、両方ともトッテナムDFミッキー・ファン・デ・フェンが記録したもので、それぞれ37.38km/h、37.23km/hのスピードが出ている。
ファン・デ・フェンは怪我が続いているが、スピード部門では現サッカー界最速クラスだ。そんな選手がセンターバックに入っているのだから、対戦するFWは嫌だろう。フサノフにも同じような働きが期待できるかもしれない。
不安材料としては、言葉の壁だ。レアル、マンCのどちらへ向かうとしても、同メディアはフサノフのことを寡黙な人物と紹介していて、イングランドやスペインの生活に適応するまでに多少の時間を要するかもしれないと伝えている。
とはいえ、ポテンシャルは抜群だ。