調子が上がらないドルトムント photo/Getty Images
テルジッチからのバトンタッチは失敗か
1月に入ってからレヴァークーゼン(2-3)、ホルシュタイン・キール(2-4)、フランクフルト(0-2)と3連敗を喫し、ブンデスリーガ10位に沈むドルトムント。
チームは今季よりクラブOBでもあるヌリ・シャヒンを指揮官に迎えたが、この成績では手腕を疑われても仕方がないだろう。
というのも、ドルトムントは昨年6月にレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝を戦っているからだ。昨季もリーグ戦では5位と優勝争いから漏れたが、CLの方ではパリ・サンジェルマン、ミラン、ニューカッスルと同居した死のグループを突破し、決勝トーナメントでもPSV、アトレティコ・マドリード、もう一度PSGを撃破し、レアルの待つ決勝へと駒を進めた。
決勝は0-2でレアルに敗れたが、それでも堂々の準優勝だ。この時チームを指揮していたのはエディン・テルジッチだが、結果的にテルジッチからシャヒンへのバトンタッチは失敗だったようだ。
SNS上でも「平凡なシャヒンを解任すべき」といった声が出ており、すでに7敗を喫しての10位は印象が悪い。状況を変えるには指揮官変更しか手はないのかもしれない。