マンCの指揮官ペップ photo/Getty Images
レアルかバイエルンとのCLプレイオフも
ペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティにとってここから約1カ月は今シーズン最大の試練となる。
CLでプレイオフ進出を決めたシティは2月にバイエルンかレアル・マドリードとの対戦を控えているが、リーグ戦ではアーセナル、ニューカッスル、リヴァプール、トッテナム、そして3月にはなるがノッティンガム・フォレストと続く。
シティの今シーズンを決定づける1カ月になる可能性があるが、ペップはクラブ・ブルージュ戦(3-1)の後、リヴァプールやアーセナルらは自分たちよりはるかに優れていると語っている。
「我々は古いチームだ。交代要員もいないし、選手たちは多くの時間プレイしている。それが現実だ。だからこそ、リヴァプール、アーセナル、ニューカッスル、アストン・ヴィラ、ブライトンといったチームとトランジションゲームをするのは怖い。彼らは我々よりもはるかに優れているからだ。今日の後半はトランジションを受け入れたが、それでも我々には質がある。毎年状況は異なるし、抱える問題も異なる」
「最近はPSG戦を除けば、結果が出ている。それでも、我々はそこにいる。リヴァプールやアーセナルを相手にタイトルを獲得することはできないが、それでもそこにいる。時には、今日は無理だと考えることもあるが、明日になれば考え方も雰囲気も変わる。我々は必ず挑戦するだろう。
今シーズンは主力選手の怪我やコンディション不良により、過去数年見せていたような輝きが失われていたペップ・シティ。オマル・マルムシュ、アブドゥコディル・フサノフらの獲得で新たな時代を迎えたシティは勝負の1カ月を乗り越えることはできるか。