テア・シュテーゲンは今季中に復帰できる? バルセロナのタイト...の画像はこちら >>

大怪我を負ったテア・シュテーゲン photo/Getty images

キャプテンの回復状況

今季のバルセロナはスーペルコパでレアル・マドリードを破ったことで既にタイトルを獲得している。そして、リーグ戦では首位と勝ち点2差の3位、コパ・デル・レイとチャンピオンズリーグも勝ち進んでおり、複数タイトルの獲得を射程圏内に入れている状況だ。



それでもリーグ戦23試合でクリーンシートは6試合という数字に表れている通り、失点癖という守備面の弱点が、更にハイレベルになるタイトル争いでは致命的になる可能性は否めない。その中で、もしこの課題に特効薬があるとすれば、守護神でキャプテンであるテア・シュテーゲンの復帰だろう。

9月に右膝の膝蓋腱の完全断裂で長期離脱を強いられている守護神の現状についてハンジ・フリック監督はセビージャ戦の前のインタビューで「(テア・シュテーゲンの復帰は)順調に進んでいる」と語った。また、2012年からバルセロナでGKコーチを務めるホセ・デ・ラ・フエンテは「すでにテアと仕事を始めている」と語り、リハビリの近況について付け加えている。

テア・シュテーゲンは9月に手術を受けて以来、約8ヶ月の療養期間が必要だと言われてきた。この種の大怪我は特に慎重になる必要があるが、『MUNDODEPORTIVO』によると状況はポジティブなもののようだ。コーチ陣の語る通り、順調に回復することが出来れば5月の復帰となる。リーグ第35節に行われるレアル・マドリードとの”エル・クラシコ”はじめ、カップ戦やCLと大一番が控えている中で、守護神が復帰すればこれ以上に心強い存在はいない。

テア・シュテーゲンが復帰するまでタイトル争いを続けるためにも、現在ゴールマウスを守るイグナシオ・ペーニャとボイチェフ・シュチェスニーの出来が重要となるだろう。

編集部おすすめ