今冬ミランへ移籍したK・ウォーカー photo/Getty Images
ACミランへレンタル移籍
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるウェイン・ルーニーは、カイル・ウォーカーを冬に退団させるというマンチェスター・シティの決断を疑問視した。
2017年よりシティでプレイするウォーカーは、これまでチームの絶対的主力として君臨してきたが、今シーズンはパフォーマンスの低下により、出場機会は減少。
しかし、ルーニーは夏まで待つべきだったと考えている模様。依然として右SBには本職となる選手がおらず、CLやシーズン終盤の戦いに備え経験豊富なウォーカーの存在が必要になると主張しており、ユナイテッド退団が近づいた時の自分とウォーカーを重ねている。
「選手がサッカークラブを去る時は必ずある。今、マンチェスター・シティは一時的な不調に陥っているし、カイル・ウォーカーがキャプテンを務め、ここ数年間彼が果たしてきた役割を考えると、おそらく『夏まで待とう。力を貸してくれ』という合意に至るのではないかと思う。リーグ優勝はもはや手の届かないところにあるかもしれないが、チャンピオンズリーグはまだ残っている。今シーズンを乗り切るために力を貸してほしい」
「私はモウリーニョとそれをしたことがある。私がジョゼ・モウリーニョの下でプレイしていなかったとき、1月に同じ会話をした。そして、彼は私に『シーズンが終わるまで残ってくれ。ヨーロッパリーグで我々を助けてほしい』と言ったんだ。受け入れるのは辛かったが、私は彼を尊敬していたので、私たちは握手を交わし、そしてシーズンの終わりに私はチームを去った。
自身の経験を踏まえて、ウォーカーに残るように説得した方が選手とクラブどちらにとっても最良の選択になったのではないかとルーニーは考えているようだ。