レアル・マドリード戦ではMFとして起用されたストーンズ photo/Getty Images
MFで起用されたストーンズ
マンチェスター・シティはCLプレイオフでレアル・マドリードと対戦した。
ホームでの1stレグは先制に成功するも、終盤に逆転を許して2-3で敗れた。
第1戦を落としたシティだが、今季の不調を考えると、それほど悪くない結果だといえる。大差をつけられることなく第2戦に臨むことができ、出来次第ではベスト16に進む可能性も十分に考えられる。
レアルとの第1レグで不調のシティを支えたのがMF起用となったジョン・ストーンズだ。偽CBの経験もあってか中盤でのパフォーマンスは非常に安定しており、ネイサン・アケがベンチに下がるまでは彼がロドリの代役をこなしていた。
しかし、マテオ・コヴァチッチが舵取り役となってからはシティの調子は崩れ、逆転を許している。
『Manchester Evening News』は2ndレグのためにストーンズを休ませ、次節ニューカッスル戦ではコヴァチッチではなく、新加入のニコ・ゴンザレスに経験を積ませるべきだと主張している。
確かにFA杯レイトン・オリエント戦でのパフォーマンスを見る限り、ニコはコヴァチッチよりもアンカー向きの選手といえる。コヴァチッチはどちらかといえば縦への推進力を強みとするタイプであり、中盤の底でバランスを取ることを得意としていない。ニコもポルトではボックス・トゥ・ボックスの選手ではあったものの、FA杯ではアンカーとして振舞うことができていた。
コンディションが安定し、怪我がなければ、ストーンズが現状ロドリの代わりといえるが彼は負傷が多く、2ndレグに出られなくなる可能性も十分に考えられる。そのためにもニコに経験を積ませることは非常に重要であり、ニューカッスル戦での先発に注目したい。