マンチェスター・シティのマルムシュ photo/Getty Images
シティ対リヴァプールは注目の一戦となるだろう
プレミアリーグ第26節の注目カードはマンチェスター・シティ対リヴァプールの一戦だろう。近年タイトルを争ってきた両雄の激突であり、もしリヴァプールが敗れることになれば、2位アーセナルとの差を広げることはできない。
そんなシティとリヴァプールにはエジプトの新旧の英雄がいる。オマル・マルムシュとモハメド・サラーだ。
サラーはローマから加入後、絶対的な選手としてリヴァプールに君臨し、プレミアリーグとCLを制している。32歳となった今でも衰え知らずで、プレミアリーグでは得点ランキングの首位を走っている。
マルムシュは26歳のアタッカーで、今冬にシティに加わった。フランクフルトで得点を量産し、シティに引き抜かれたのだ。慣れないイングランドの地ではあったものの、すでにニューカッスル戦でハットトリックを達成しており、「サラーの後継者」に恥じない活躍を披露している。
『TheGuardian』ではエジプトのスポーツ記者であるハメド・ワグディ氏がこの一戦はエジプト国民を1つにするだろうと期待を寄せている。
「イングランドの2大チームの対戦なので、誰もがこの試合を楽しみにしています。サラーはアーセナルでモハメド・エルネニーとアストン・ヴィラではアーメド・エル・モハマディ、マフムード・ハッサンと対戦したが、この試合はプレミアリーグのタイトルを争う試合だ。マルムシュはいいパフォーマンスを披露しており、エジプトでは彼が将来的にサラーの功績を超えられると話題になっている」
「以前はサラーの活躍を見るために店は込み合っていたが、今はマルムシュがいるからさらに込み合うと思う。エジプトは人口が1億人を超え、国民がサッカーを愛しているから、視聴者数は1000万人を下回ることはないと思う」
「マルムシュはエジプトサッカーの将来を担う選手になるだろう。
サラー、マルムシュともに先発が予想されており、この重要な一戦で白星を手にするのはどちらのチームになるのだろうか。前回対戦はプレミアリーグ第13節で、その際はホームでシティを2-0で下している。