ベルギー代表100キャップを超える守護神クルトワ photo/Getty Images
守護神の復帰
ベルギー代表のゴールマウスに守護神が帰ってくるかもしれない。レアル・マドリードに所属するゴールキーパーティボー・クルトワは、前監督のドメニコ・テデスコとの対立から彼が監督でいるうちは代表に加わらないと宣言し、2023年6月から代表で出場していなかった。
「ルディ・ガルシアと話したばかりだ。彼は近い将来マドリードに来るだろう。グループ内ではこれまで問題は起きていない。純粋に前監督との対立だったが、記者会見でまた話すことになるだろう。 しかし、復帰できるようで良かった」
「私の目標は2026年のワールドカップに出場することだ。それは以前から常に頭の中にあったが、前代表監督と衝突してしまった。結局、長い目で見れば彼は正しかった。 3月のウクライナ戦には行けるかどうか、監督が僕を呼ぶかどうか見てみよう」
新監督となったルディ・ガルシアもまた、「世界最高のGKをあてにできないのは残念だ」と語っており、名門クラブの守護神に向けて代表復帰の門戸が開かれていること示していた。
そのなかで、クルトワはポッドキャスト『Koora Break』では「母国のために戦うことが恋しい。もう1年半もプレイしていない。復帰する準備はできている」と復帰を示唆しており、少なくともクルトワに健康に問題さえなければ復帰は間近だと見られている。
ベルギー代表は3月20日にウクライナ代表との試合を控えており、この試合でクルトワは代表復帰を果たすだろうとスペインメディア『MARCA』は指摘している。