マンチェスター・シティのフィル・フォーデン photo/Getty Images
なかなかパフォーマンスが上がってこない
プレミアリーグ第26節、リヴァプールとホームで対戦したマンチェスター・シティは2-0で黒星を喫した。前半の2失点が重く、後半は攻め込むも得点を挙げることができなかった。
この試合では先発したケビン・デ・ブライネの衰えに注目が集まったが、『Manchester Evening News』が指摘したのはフィル・フォーデンのパフォーマンスだ。
フォーデンは昨季プレミアリーグのシーズンMVPを獲得し、完全にその才能が開花したかに思われたが、今季は思うようなシーズンになっていない。
昨季終了後には燃え尽き症候群になっていたと同メディアで告白しており、徐々に状態は回復しているものの、リヴァプール戦ではらしくないプレイが散見された。
得意のターンはボールタッチがおぼつかずロストに繋がり、昨季プレミアで得点を量産し決定力は鳴りを潜めていた。
シティは来夏大型補強を目指しており、その中にはレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツの名前が挙がっている。もし、彼を獲得できればフォーデンとポジションを争うことになるが、このままパフォーマンスが戻らなければフォーデンのポジションは安泰とはいえないだろう。複数のポジションでプレイできるものの、やはり中盤で起用された際の輝きは他のポジションとは異なる。22-23シーズン、そして昨季はチームをけん引するほどの勢いを持っており、今季の後半戦でその輝きを取り戻すことはできるのだろうか。
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