ゴールを決めたブラヒム・ディアス photo/Getty Images
ゴラッソ連発の熱戦
4日(現地時間)、レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグでアトレティコ・マドリードと対戦し、2-1で勝利した。
8シーズンぶりにCLの舞台で実現したマドリードダービーは、開始早々にレアルが先手を取る。
一方、序盤から1点ビハインドの展開となったアトレティコだが、エースストライカーのゴラッソで同点に追いつく。32分にレアル陣地の左サイド深くでボールを受けたフリアン・アルバレスがカットインから右足でシュートを放つと、カーブがかかったボールはファーポストに当たってからゴールイン。アトレティコが試合を振り出しに戻し、1-1のタイスコアで前半を折り返す。
試合は後半に入り、互いに相手の出方をうかがうような時間帯が続く。すると52分、フェルランド・メンディらとのパス交換から左サイドを突破したブラヒム・ディアスがそのままアトレティコのペナルティエリア内に侵入。そこから相手ディフェンダー2人をドリブルでかわし、最後は右足でシュート。これがゴール右隅に決まり、レアルが再び1点をリードする。
その後、アトレティコはアンヘル・コレア、アレクサンダー・セルロートら攻撃の切り札を相次いで投入し、同点ゴールをめざしたが守りを固めたレアルのゴールをこじ開けるには至らず、2-1のままタイムアップ。レアルが重要な初戦をものにした。