アーセナルにレンタル中のスターリング photo/Getty Images
アーセナルでインパクトを残せていない
今シーズンも終盤に入りつつあるが、チェルシーからレンタル移籍中の元イングランド代表FWラヒーム・スターリング(30)はアーセナルでインパクトを残せていない。
経験豊富で、マンチェスター・シティでは数々のタイトルを獲得したスターリングがミケル・アルテタのチームにどのような化学反応をもたらすかは大きな注目を集めていたが、ここまでは公式戦22試合で1ゴール2アシスト。
期待が大きかっただけにスターリングのここまでのパフォーマンスに厳しい視線が集まっているが、英『THE Sun』によると、アーセナルのスタッフからの評価は意外にも高いという。
特に称賛されているのが、スターリングのトレーニングへの姿勢だという。同選手のプロ意識とトレーニングでのハードワークはチームが「高い基準を設定する」のに貢献している模様。また経験豊富なスターリングはイーサン・ヌワネリ(17)やマイルズ・ルイス・スケリー(18)といった若手選手への指導にも精力的取り組んでいるようで、「熾烈な競争が予想される環境の中で、精神的な落ち着きをもたらす存在となっている」と同メディアは報じている。
ピッチ内ではまだ思うようなインパクトを残せていないが、ピッチ外でスターリングはアーセナルにとって重要な存在になっているようだ。
あとはここからシティやチェルシーで見せていたようなパフォーマンスを試合で見せることが求められるが、結果でも自身の存在価値を証明できるか、注目だ。