マンチェスター・シティのジャック・グリーリッシュ photo/Getty Images
選外となった
14日、トーマス・トゥヘル新体制となったイングランド代表が3月の代表ウィークを戦う26人のメンバーを発表した。18歳のマイルズ・ルイス・スケリーや32歳のベテランで長身のダン・バーンが招集されるなど、目新しいメンバーとなった。
イングランドの代表ということもあり、プレミアリーグのクラブからの選出が大半となっている。1クラブからの最多選出は3選手を送り出したチェルシーとニューカッスルとクリスタル・パレス、アストン・ヴィラの4クラブ。各クラブからバランスよく選出されているが、マンチェスター勢は元気がなく、レンタル組を除くとシティのフィル・フォーデンのみとなった。
前リー・カーズリー体制では呼ばれていたが今回は招集外となった選手もおり、フォーデンのチームメイトであるジャック・グリーリッシュもその1人だ。
メンバー発表の記者会見で指揮官であるトゥヘル監督がグリーリッシュの状態について言及しており、それを『Mirror』が報じている。
「私はジャックを愛している。彼のパーソナリティ、クオリティ、すべてが好きだ」
「しかし、最近の彼はリズムがなく、本人もそう感じている。ベンチから出場して影響を与えるも、またベンチに下がり、そして2週間後にまた先発する状態が続いている」
「彼はプレイすればするほどよくなり、本物のマシンとなる。彼はチームの潤滑油にもなれる選手であり、若手とベテラン両方から愛されている」
「だが、彼が新聞に載ったり、世間に晒されたりすることは理想的ではない。このポジション(左WG)ではアンソニー・ゴードンが選ばれた。彼にはリズムがあり、プレイタイムを確保している」
トゥヘル監督はグリーリッシュの実力を認めているものの、継続性がないという理由でゴードンを選んだようだ。実際に今季のシティでは絶対的なスタメンではなく、ジェレミー・ドク、オマル・マルムシュとポジションを争っている。
また、トゥヘル監督はペップ・グアルディオラ監督が言及しなかった「夜遊び」についても指摘しており、今後代表に戻りたいのであれば、私生活の見直しが必要になるだろう。