ユヴェントスはチアゴ・モッタ監督の解任を検討中 マンチーニら...の画像はこちら >>

ユヴェントスの指揮官チアゴ・モッタ photo/Getty Images

CL出場権がマストに

ユヴェントスは現在、チアゴ・モッタ監督の後任を探し始めているようだ。伊『La Gazzetta dello Sport』が報じている。



今シーズンよりユヴェントスの監督に就任した同監督には大きな期待が寄せられていたが、CLではプレイオフでPSVに敗戦し、決勝トーナメント進出ならず。さらにクラブはアタランタに0-4、フィオレンティーナに0-3とセリエA直近2試合で7失点を許して連敗していることでモッタ監督を疑問視するようになったという。

リーグ戦順位も現在CL出場圏外の5位に落ちているが、クラブにとって来シーズンのCL出場権獲得は絶対に達成しなければならない目標だ。そのため、リーグが中断している今、同監督の去就を話し合っているという。すぐに解任に動くわけではないようだが、同メディアは中断明け一発目のジェノアとのホームゲームが「最後のチャンス」になると伝えている。

後任探しも現在行っており、インテルやマンチェスター・シティ、イタリア代表を指揮した経験があるロベルト・マンチーニとユヴェントスでアシスタントコーチを務めたこともあるイゴール・トゥドールが候補に挙がっているようだ。両者ともにユヴェントスの監督就任に興味を示しているようだが、2人とも長期契約を望んでいるという。

クラブの中にはレジェンドであるジネディーヌ・ジダンの招聘を夢見る声もあると同メディアは報じているが、ジダンはフランス代表監督に就任するという噂も浮上しており、招聘は「実現不可能な夢」と伝えている。

ユヴェントスは5位で4位のボローニャとの勝ち点差はわずか1ポイントのみだが、4位から9位ミランまでの勝ち点差は6ポイントのみで今シーズンのセリエAのCL出場権争いは熾烈だ。

モッタ監督にはまずこの嫌な流れを断ち切る勝利が求められるが、中断明け最初の試合となるジェノア戦で勝ち点3を獲得できるか。

編集部おすすめ