ニューカレドニア代表にもチャンスがある(写真は2022年のもの) photo/Getty Images
ニュージーランドとの大一番へ
2026ワールドカップ・オセアニア予選もいよいよ大詰め。この地域で注目を集めているチームといえば、ノッティンガム・フォレストFWクリス・ウッド擁するニュージーランド代表だ。
オセアニア予選は最終予選に突入しており、この最終予選は4チームによるトーナメント戦となっている。まずは準決勝でニュージーランドVSフィジー、ニューカレドニアVSタヒチが激突し、勝者がファイナルを戦う。それに勝ったチームがワールドカップ出場権獲得となり、準優勝チームは大陸間プレイオフへ回るレギュレーションだ。
先日行われた準決勝でニュージーランドはフィジーを7-0で圧倒しており、エースのウッドもハットトリックを記録。ワールドカップ出場へ順調な一歩だ。
ただ、一発勝負は何が起きてもおかしくない。ファイナルでニュージーランドが躓く可能性も十分に考えられる。その対戦相手は、タヒチを3-0で撃破してきたニューカレドニアだ。
ファイナルは24日に行われるが、この一戦に英『Sportbible』も注目している。ニュージーランドの実力はもちろんだが、仮にニューカレドニアが勝った場合はとんでもない偉業となるからだ。
ニューカレドニアのFIFAランキングは152位であり、同メディアによればワールドカップ本大会に出場したFIFAランク歴代最低チームは2010年大会に出場した北朝鮮代表だ(当時105位)。これを大幅に更新する記録となり、ニューカレドニアが勝った場合は歴史が塗り替えられる。
ニューカレドニアは人口が約28万人ほどと少なく、FIFAに加盟したのも2004年のことだ。同メディアはリヴァプールやマンチェスターより人口が少ないニューカレドニアがワールドカップに出場するミラクルが起きるか注目しており、一発勝負ならばそのミラクルが起こるかもしれない。