マンチェスター・シティのデ・ブライネ photo/Getty Images
今季でシティとの契約が切れるデ・ブライネ
2017年からマンチェスター・シティでプレイし、現在はチーム最古参となったケビン・デ・ブライネ。
6月で34歳となるベルギー代表MFは今季限りでシティとの契約が切れることになっており、このまま延長することがなければ、フリーでシティを退団することになる。
そんなデ・ブライネに対し、以前から関心を寄せているクラブがある。それがMLSの新興クラブであるサンディエゴFCだ。
『Manchester Evening News』によると、サンディエゴFCのスポーツディレクターであるタイラー・ピープス氏が、デ・ブライネと交渉していたことを認めた。しかし、給与面で折り合いをつけることができず、話はとん挫したようだ。
「デ・ブライネの代理人と話したことはあるが、彼の給与は我々の予算には収まらない」
MLSはサラリーキャップ制を導入しており、選手の年俸の上限は約57万ポンド(約1億995万円)となっている。デ・ブライネはシティで週給37万ポンドを得ており、2週間でその金額に達してしまう。
MLSにはチーム内で特別に3選手のみ、その金額を超えて給与を支払うことができるが、サンディエゴFCは新興クラブであり、デ・ブライネの要求する給与を用意することができないと判断したのだろう。
フィジカルの衰えはあるものの、アタッキングサードでのアイデアはまだまだトップクラスのデ・ブライネ。2026年のW杯に出場するため減俸してでも、シティに残るといった話も出ており、今後の動向に注目したい。