インテル時代のマテラッツィとロナウド photo/Getty Images
怪我に悩むキャリアを送ったが
現役時代インテルで活躍した元イタリア代表DFマルコ・マテラッツィ氏は元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏のYouTubeにて自身が考える史上最高の選手を挙げた。英『GIVEMESPORT』が報じている。
これまで様々な選手や現役を退いたレジェンドがこの質問を受けているが、マテラッツィ氏はリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドではなく、元ブラジル代表FWのロナウドを史上最高の選手に挙げた。
元祖怪物とも言われるロナウドは怪我に悩まされたキャリアを送ったが、今もなお語り継がれるレジェンドストライカーの1人だ。バルセロナ、インテル、レアル、ACミランなどそうそうたる欧州ビッグクラブを渡り歩いた。
1997年から2002年までインテルに在籍していたロナウドは公式戦99試合で59ゴール10アシストを記録。2001年よりインテルに加入したマテラッツィ氏は短いながらもロナウドとチームメイトだった。
そんな怪物ストライカーについてマテラッツィ氏は「私にとって、R9(ロナウド)がベストだ。最高だ。彼はメッシとクリスティアーノ・ロナウドを合わせたような選手だ。私たちはインテル・ミラノで1年間一緒にプレイした」と語り、今まで見た中で最高の選手だと称賛した。
全盛期と呼べる期間が短いプレイヤーだったとも言えるロナウドだが、コンディションが万全な時はメッシやC・ロナウドにも劣らぬ実力者。フィジカル、スピード、テクニックを兼ね備え、ゴール前での決定力は圧巻で、レジェンドであるDFアレッサンドロ・ネスタ氏やGKジャンルイジ・ブッフォン氏も舌を巻くストライカーだったと語っている。
度重なる怪我に苦しんだ印象が強いロナウドだが、一緒にプレイした選手や対峙した選手にとって忘れられぬインパクトで、マテラッツィ氏が「史上最高の選手」に選んだことに納得するサッカーファンも多いだろう。