マイナーで開幕を迎えることが決定した藤浪 photo/Getty Images
最後まで制球難に苦しんだ
シアトル・マリナーズとマイナー契約をかわし、招待選手として春季キャンプに参加している藤浪晋太郎投手が日本時間25日に、サンディエゴ・パドレスとのオープン戦に登板した。
藤浪は23日にマイナーキャンプへの配置転換を通告されていたが、今季マリナーズの最後のオープン戦に7―6の1点リードの場面で9回からマウンドに上がった。
藤浪はまず1死を奪うも、次の打者に死球。さらに二塁打を浴び、続けて四球を与え、1死満塁のピンチを背負ってしまう。その後、続く打者を遊ゴロに打ち取るも、三塁走者が生還し同点に追いつかれてしまう。
さらに2死二、三塁と、一打サヨナラのピンチが続いたが、最後はスプリットで空振り三振に仕留め、チームの負けは防いだ。
藤浪は今季のオープン戦では8試合に登板。計7回2/3を投げ、防御率5.87だった。毎登板、四死球を与え、最後までコントロールを修正することはできなかった。