シュツットガルトのニック・ヴォルテマーデ photo/Getty Images
移籍1年目で即ブレイク
今シーズンの活躍によってシュツットガルトのニック・ヴォルテマーデは一気に注目銘柄となり、複数のクラブが今年夏の移籍市場での獲得を虎視眈々と狙っている。
2002年2月生まれで現在23歳のヴォルテマーデは、ブレーメンでプロデビューを飾った後、昨年7月に完全移籍でシュツットガルトに加入。
2028年6月末までシュツットガルトとの契約が残っているヴォルテマーデだが、バイエルン・ミュンヘンは早くもハリー・ケインのバックアッパー兼後継者として同選手をリストアップ。ドイツ紙『Bild』によれば、既にヴォルテマーデの代理人と連絡を取ったという。
また、バイエルン以外にも日本代表MF三笘薫の所属するブライトン、さらにエヴァートンといったプレミア勢もヴォルテマーデに興味を示していて、ブライトンにいたってはスカウトをシュツットガルトの試合に数回派遣して同選手のパフォーマンスを直接チェックしているようだ。
こうした他のクラブの動きに対して、シュツットガルトは移籍金4000万ユーロ(約65億2000万円)を交渉開始の最低ラインとして設定しているとも『Bild』は伝えている。現時点でヴォルテマーデ本人にステップアップの考えはないようだが、今後も活躍が続けばさらに多くのクラブを巻き込んだマネーゲームが勃発する可能性は十分にある。