デ・ブライネの後釜はフロリアン・ヴィルツ シティは189億円...の画像はこちら >>

レヴァークーゼンのヴィルツ photo/Getty Images

新たな司令塔を獲得できるか

2015年にマンチェスター・シティに加入し、その後は攻撃の中心人物としてチームをけん引したケビン・デ・ブライネがクラブ退団を発表した。

ベルギー代表MFの退団が与える影響は大きく、シティは新たなトップ下の獲得が必要になる。

移籍市場に精通しているジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、後任としてレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツの名前が挙がっているようだ。

ヴィルツは21歳のドイツ代表MFで、昨季はレヴァークーゼンの無敗優勝に大きく貢献した人物だ。ゴール・アシストともに期待できるプレイヤーで、今季は公式戦39試合に出場してすでに15ゴール13アシストを記録している。

『Mirror』によると、シティはヴィルツ獲得に向けて1億ポンド(約189億円)を超えるビッグオファーを用意しているとのこと。年俸も現在の週給7万3000ポンドを大きく上回るものになると予想されている。

デ・ブライネと新たな契約を結ばなかったのは、ヴィルツ獲得に可能な限りの資金を投じるためだといわれている。

一方でレヴァークーゼンはヴィルツとの2028年までの契約延長を望んでいる。その契約には2026年W杯後に有効となる8500万ポンド(161億円)のリリース条項が含まれており、その契約が締結されれば、今年の夏に獲得するのは難しくなるだろう。ただ、レヴァークーゼンは現状ヴィルツの評価額を1億2500万ポンド(約236億円)に設定しており、シティがその額を支払うのであれば、獲得は可能なのかもしれない。

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