今夏の去就注目されるデラップ photo/Getty Images
降格が濃厚になっている
イプスウィッチでプレイするFWリアム・デラップ(22)は今夏の移籍市場でのステップアップが濃厚視されている。
昨夏にマンチェスター・シティから昇格組のイプスウィッチに移籍して以降、デラップは着実な成長を見せており、今シーズンはここまでリーグ戦30試合で12ゴール2アシストを記録。
そんななか、英『Sky Sports』によると、イプスウィッチが降格となった場合に有効になる3000万ポンド(約56億円)の契約解除条項が同選手にはあるという。デラップは昨夏、総額2000万ポンドの移籍金でイプスウィッチに加入しているが、今シーズンの印象的な活躍を考えると、3000万ポンドの契約解除金はお買い得かもしれない。
マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、ニューカッスル、リヴァプールなどそうそうたるプレミアリーグの強豪がデラップの獲得に興味を持っていると考えられているが、国外のビッグクラブも目を光らせている模様。バイエルンとパリ・サンジェルマン、ユヴェントス、ACミランの獲得リストにも同選手は名を連ねているようだ。
イプスウィッチは現在プレミアリーグで18位。残留圏内となる17位のウルブズとの勝ち点差はすでに12ポイントと厳しい状況に置かれており、降格が濃厚だと考えられている。
デラップは今夏の移籍市場で人気を集めるストライカーだが、比較的リーズナブルな金額で手に入る22歳FWを巡る争奪戦から目が離せない。