後半ATに失点許したオナナ photo/Getty Images
EL準々決勝1stレグは引き分け
EL準々決勝1stレグでリヨンと対戦し、2-2の引き分けに終わったマンチェスター・ユナイテッド。
先制を許したユナイテッドだったが、前半ATのレニー・ヨロのゴールと88分のジョシュア・ザークツィーのゴールで逆転に成功する。
クロス気味のFKから失点を許した先制点と、弾きどころ悪かった2点目というGKオナナが悪目立ちする試合となったが、英『THE Sun』は同選手に10点満点中で1点をつけて酷評。さらに英『Manchester Evening News』も10点満点中で2点をつけており、「ユナイテッドの勝利を阻んだ」と批判されている。
試合前にはリヨンMFネマニャ・マティッチに「ユナイテッド史上最悪のGK」と言われ、それにオナナが反論するなど舌戦が繰り広げられていたが、そのオナナにとっては悔しいパフォーマンスになってしまった。
しかし、試合後ユナイテッドの指揮官ルベン・アモリムはオナナを擁護した。
「シーズンを振り返ると、ここ数試合、そしてここ数カ月、彼らよりも私の方がミスを犯している。今のところアンドレに何か言って彼を助けることはできない。だから一番大切なのは、自然体でいること。そして、その時が来たら、最高の11人を選んでプレイさせる。でも、私はアンドレのことを本当に信頼している」(英『BBC』より)
驚異的なセーブを見せたかと思えば、簡単なミスを犯してしまい、批判の対象になるオナナ。1stレグは悔しい内容となったが、まだELが終わったわけではない。ホームで行われる2ndレグでチームを勝利に導く活躍を見せてほしいが、この試合から立ち直ることができるだろうか。