好調のラフィーニャ Photo/Getty Images
音楽とサッカーの融合だ
FCバルセロナが再び音楽界のスーパースターと手を組むようだ。2022年からメインスポンサーを務める『Spotify』との特別プロジェクトとして、現地時間5月11日に行われるレアル・マドリードとのクラシコで、バルセロナの選手たちは米ラッパー、トラヴィス・スコットのロゴを胸に戦うことが明らかになった。
過去にはドレイクやローリング・ストーンズ、コールドプレイといった世界的アーティストとのコラボが実現しており、エル・クラシコでの特別ユニフォームは恒例となっている。今回は候補としてエド・シーランやテイラー・スウィフトも挙がっていたが、最終的にトラヴィス・スコットに決定したという。
トラヴィス・スコットは33歳で、Spotify上の月間リスナー数は6800万人超。これは世界のトップアーティストと肩を並べる規模であり、世界的な注目度を誇る。彼のロゴがデザインされる今回のクラシコ限定ユニフォームは、音楽とスポーツの融合の象徴となると同紙は指摘している。
実はトラヴィス・スコットは過去にもカタルーニャ地方と関わりを持っている。2023年、最新アルバム『Utopia』のプロモーションの一環として、タラゴナで撮影されたビデオに世界無形文化遺産の「人間の塔」を取り入れている。カタルーニャ文化への深いリスペクトを表現したようだ。
なお、これまでのクラシコでコラボしたアーティスト6人のうち、ロザリアとコールドプレイのときのみバルセロナは勝利を収めている。果たしてトラヴィス・スコットパワーは吉と出るのだろうか。注目が集まる。