ゴールを決めたギラシ photo/Getty Images
1stレグとは真逆の展開に
15日(現地時間)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでボルシア・ドルトムントとバルセロナが対戦し、3-1で勝利した。
1stレグはバルセロナが4-0で大勝した両チームの第2戦は、後のないドルトムントが序盤から主導権を握り、9分にパスカル・グロスが相手ゴールキーパーに倒されてペナルティキックを獲得。
攻撃の手を緩めないドルトムントは、その後も再三にわたってバルセロナのゴールに迫ったが追加点は奪えず、1-0で前半を終える。しかしハーフタイム明けの49分、右サイドからのコーナーキックの場面でファーサイドに蹴り込まれたボールをラミ・ベンセバイニがヘディングで折り返し、これを最後はギラシが頭で押し込んでリードを2点に広げる。
バルセロナも54分に右サイドから相手の背後に抜け出したフェルミン・ロペスがゴール前に送ったクロスボールがベンセバイニに当たってオウンゴールで1点を返したが、この日の試合は完全にドルトムントのペースで進む。76分、ヤン・コウトの右からの折り返しをバルセロナのロナルド・アラウホがクリア。しかし、このクリアボールをゴール前にいたギラシがカットし、すぐさま左足でゴールネットに突き刺して今日自身3点目のゴールでハットトリックを達成する。
その後もサポーターの大声援を背に追加点をめざしたドルトムントだったが、さらなるゴールは奪えずタイムアップ。3-1でドルトムントが勝利したものの、2戦合計スコアでは5-3でバルセロナが上回ったため、同クラブの準決勝進出が決まった。