バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督 photo/Getty Images
1stレグは2-1でインテル勝利
16日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはインテル・ミラノとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグに臨む。
7日に行われた1stレグは、ラウタロ・マルティネスのゴールでリードを奪ったインテルが逃げ切るかに思われた85分、途中出場のトーマス・ミュラーの同点弾でバイエルンが追いつく。
今季のCL計11試合でわずか3失点、8試合で無失点のインテルに先手を奪われて2ndレグを迎えることは、バイエルンにとって避けたい展開だったことは間違いない。しかし、ヴァンサン・コンパニ監督はこの状況からでもベスト4進出を果たすだけの力がチームにはあると信じているようだ。15日の前日記者会見に出席した同監督は、以下のように語っている。
「試合に対する高揚感を覚えている。この試合は、イタリアとドイツでトップのチーム同士の試合だ。我々には逆転に向けた十分なモチベーションがあるし、1stレグでの結果を引っくり返せると確信している。1stレグでも良いシーンは十分に作り出せていたからね」(ドイツ紙『Bild』より)
攻撃の牽引役であるジャマル・ムシアラを怪我で欠く中、彼の代役として出場が予想されるトーマス・ミュラー、セルジ・ニャブリが直近の公式戦2試合でそれぞれゴールをあげるなど結果を残していることはバイエルンにとって心強いプラス材料であり、16日の2ndレグでも彼らが攻撃のキーマンとなるだろう。
果たしてバイエルンは敵地で勝利をあげて準決勝に駒を進めることができるのだろうか。