ベティスでは別人のようにイキイキしているアントニー Photo/Getty Images
逆足精度も上がっている?
ラ・リーガ32節、ジローナとレアル・ベティスのゲームは1-3とベティスの勝利に終わった。この試合で、39分にアントニーが挙げたベティスの追加点に注目が集まっているようだ。
アントニーはボールと反対のサイドを長距離ランすると、ロマン・ペローからのクロスを右足ダイレクトボレーで合わせ、ネットを揺らした。
英『THE Sun』は、このゴールに所属元のマンチェスター・ユナイテッドのファンが反応していると伝えている。理由は利き足ではない「右足」で決めたゴールだったからだ。
「彼にはもう一度チャンスが与えられるべきだ」
「素晴らしいフィニッシュだ。アントニーをバロンドールに!」
「戻って来い!」
同紙はSNSに投稿されたこのようなファンのコメントを紹介した。アントニーは左利きで、逆足の右を使うことはほぼなく、このことが相手DFの対応を容易にしているとも言われていた。右サイドからはカットイン一本槍で、相手から見れば左足を抑えてしまうことがアントニーの攻略法だったわけだ。
しかし逆足の精度も上がっているのか、見事な右足ボレーを披露したアントニー。これで11試合5ゴール2アシストとなり、かなり良いペースでゴールに絡んでいることになる。
ユナイテッドでは失敗の烙印を押されたアントニーだが、復活の目はあるのだろうか。