マンUに加入したドルグ photo/Getty Images
アモリムのシステムに合う選手となるか
まだ完成していないが、今季途中よりマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したルベン・アモリムは、就任当初より3バックを軸にチームを作ってきた。この方針にブレはなく、ここまでアモリムは3バックシステムを継続している。
今後の移籍市場ではこのシステムに合う選手が補強されるのだろうが、その第一弾と言えるのが今冬にレッチェから獲得した20歳のデンマーク代表MFパトリック・ドルグだ。
左サイドバックから攻撃的なウイングまでこなせるドルグは、マンUで左ウイングバックに入っている。アモリムのシステムではウイングバックの選手が横幅を取ることになるため、攻撃面におけるウイングバックの役割は非常に重要だ。
英『Manchester Evening News』によると、ドルグにはモデルとしている選手が2人いる。バイエルンのアルフォンソ・デイビス、ミランのテオ・エルナンデスだ。
「2人ともその役割に合っているよね。攻撃意識が高く、積極的に仕掛けている。デイビスはカナダ代表でウイングをこなしているしね」
両者とも爆発的なスピードを誇り、左サイドからの攻撃参加に定評がある選手だ。ドルグも縦への推進力は印象的で、将来的に2人のような攻撃力を身につけてくれれば理想的か。