アーセナルへレンタル移籍中のスターリング photo/Getty Images
今季まだ1ゴールのみ
昨夏チェルシーからレンタル移籍にてアーセナルに加入したFWラヒーム・スターリング(30)は未だにインパクトを残すことに苦戦している。
ここまで公式戦26試合に出場し、5アシストを残すも得点はカラバオカップでの1ゴールのみに留まるスターリング。
そんなスターリングは今夏一度チェルシーに戻ることになり、再び移籍先を探す必要がある。スターリングの去就は今夏も注目を集めそうだが、アーセナルOBのポール・マーソン氏は英『Sky Sports』にてプレミアリーグへの昇格が決まったリーズに獲得を薦めている。
「彼がこれからどこに行くかは分からない。それは彼次第だけど、リズムをつかむためには毎週、一貫してプレイし続ける必要がある。彼はチームに変化があった試合に出場してきたので、スムーズにはいかなかった。彼のことは気の毒に思うけど、アーセナルでの彼の時間は終わったと思う」
「もし私がリーズ・ユナイテッドだったら、ラヒームに注目するだろう。彼らは若いチームで、攻撃的なサッカーを好む。彼はロッカールームでもとても優秀で、良いチームプレイヤーだ」
「彼は世界最高の経験を持ち、プレミアリーグでも優勝経験がある。彼は巨大なクラブに移籍することになり、期待値はそれほど高くない。来年のプレミアリーグで17位になれば、大成功と言えるので、悪い移籍ではないだろう」
来シーズンはプレミア残留が1つの目標となるであろうリーズにとってスターリングは経験豊富な即戦力として期待ができ、選手自身もコンスタントにプレイできる可能性が高いため、双方にとっていい取引になるかもしれないとポール・マーソン氏は語っている。
しかし、スターリングは高額な給与をもらっており、それがどのクラブにとっても障壁になる可能もあるが、今夏どのクラブへ移籍を果たすだろうか。