セルティックでゴールを量産する前田 photo/Getty Images
スコットランド国内リーグにはいないタイプのFWと称賛
セルティック加入当初より、FW前田大然の爆発的なスピードと圧巻の運動量で相手守備陣を追い回す『鬼プレス』は絶賛されてきた。しかし今季はそれに加えて得点力まで向上し、手のつけられないFWとなってきた。
前田のクオリティには、同じスコットランドリーグでプレイする選手も唖然としている。
『67HailHail』によると、前田を絶賛したのはマザーウェルでプレイするFWトニー・ワットとMFアンディ・ハリデーだ。2人は、前田級のFWはスコットランド国内リーグではなかなかいないタイプだと称える。
ハリデーはその一例として先週行われたスコティッシュカップ準決勝のセルティックVSセント・ジョンストン戦を挙げていて、3-0とリードしていた前半アディショナルタイムに前田が決めたゴールを絶賛する。
「セルティックが3点目を決めた後のアディショナルタイムかな。前田のプレスから決まった4点目のシーンを見たか?ハーフタイム直前で3-0とリードしていれば、あとはリラックスして飲み物とケーキでも買ってこようかなんて考えるものさ。それが彼は猛烈にプレスをかけているからね」
これにワットも「スコットランドで彼のような選手は見たことがない」と続けている。実際に前田は前半アディショナルタイムに強烈なプレスで相手DFのミスを誘い、その流れから試合を決める4点目を奪っている。3-0とリードしても気を抜かないあたり、ここも前田が評価される理由だ。
今季はここまで全コンペティション合わせて46試合に出場して33ゴール9アシストを記録しており、数字の面も申し分ない。現在のスコットランド国内リーグで圧倒的No.1のFWであることは間違いないだろう。