パルメイラスへ移籍したロッキ photo/Getty Images
ブラジルでもう一度ブレイクできるか
昨年1月にアトレチコ・パラナエンセからバルセロナへ移籍したものの、1年で母国ブラジルへ戻ることになったFWヴィトール・ロッキ。
レアル・マドリードに加入したFWエンドリックと共に次代のブラジルをリードしていく存在になると期待されたが、ロッキの方はラ・リーガで思うような成績を残せなかった。
ただ、パルメイラスでの船出も理想的とは言い難い。リーグ戦、リベルタドーレス、パウリスタンの10試合でもゴールはなく、スペイン『SPORT』も「終わりの見えないゴール欠乏症に悩んでいる」とロッキの現状を伝えている。
パルメイラスは今年もリーグ開幕から4勝1分と好調で、ブラジルを代表する名門の1つだ。タレントは揃っており、最前線では24歳のアルゼンチン人FWホセ・マヌエル・ロペスもいる。
ロペスは昨年もリーグ戦で10ゴールを挙げ、今年も開幕から4試合に出場して2ゴールと結果を出している大型センターフォワードだ。ロッキも無条件でスタメン確約とはならないはずで、改めて自身の実力をアピールしていかなければならない。
パルメイラスでの活躍からセレソン入り、さらには欧州再挑戦がロッキのビジョンとなるはずだが、もう一度ブラジル国内リーグからブレイクしていけるか。