ゴールを決めたデンベレ(左) photo/Getty Images
世界最高峰の攻防の連続
29日(現地時間)、パリ・サンジェルマンじゃUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでアーセナルと対戦し、1-0で勝利した。
優勝候補同士の注目の一戦は、序盤でパリが先手を奪う。
1点ビハインドとなったアーセナルだが、その後徐々に持ち直し、前半終了間際の45分にはスルーパスに反応してガブリエウ・マルティネッリが相手の背後に抜け出すビッグチャンスを迎える。しかし、同選手のシュートはパリの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマに防がれ同点とはならず、前半はパリの1点リードで折り返す。
後半に入って、アーセナルが立て続けにチャンスを迎える。47分、敵陣左サイドからのフリーキックの場面でデクラン・ライスがゴール前に上げたボールをミケル・メリーノがヘディングシュート。これが決まってアーセナルが追いついたかに思われたが、VAR判定の結果メリーノの位置がオフサイドポジションだったとしてノーゴールに。また、56分にもレアンドロ・トロサールがゴール前左斜め45度の位置からフリーでシュートを放ったが、これもドンナルンマのセービングで阻まれてしまう。
その後もアーセナルがパリを押し込む展開が続いたが、自陣に引いて守備ブロックを敷いたパリからゴールを奪えない。結局はこのまま1-0でタイムアップとなり、パリが敵地で先勝した。