マンUを指揮するアモリム photo/Getty Images
得点力不足解決は来季へのテーマとなる
ヨーロッパリーグでは準決勝に残っているが、プレミアリーグの方では14位と散々な結果になっているマンチェスター・ユナイテッド。今夏も補強は不可欠であり、何よりも解決すべき問題が『得点力不足』だ。
ここまでマンUはリーグ戦得点数が僅か39ゴールに留まっている。これは17位に沈むウェストハムと同じ数字であり、この得点数で上位は狙えない。
また英『The Sun』によると、1990年以降マンUがリーグ戦で50ゴール未満に終わったのは2015-16シーズンのみ(49ゴール)。この時はルイ・ファン・ハール体制だったが、その後解任されている。今季はまだ4試合残っているが、今のペースでは50ゴール未満に終わる可能性が高い。それどころか、1990年以降のワースト得点数を叩き出すことになるかもしれない。
得点力不足の問題をセンターフォワードの責任だけにはできないが、ジョシュア・ザークツィーとラスムス・ホイルンドの得点数が物足りないのは事実。センターフォワードは今夏の補強ポイントになる。
今季リーグ戦でのチーム最多得点者はMFブルーノ・フェルナンデスで8ゴールとなっており、2位は離脱が続いているFWアマド・ディアロ(6ゴール)、3位はFWアレハンドロ・ガルナチョ(5ゴール)となっていて、ここまで二桁得点者がいないのも問題だ。
4ゴールのホイルンド、3ゴールのザークツィーのところは手を加える必要があり、得点力アップは来季への重大テーマとなる。