バルセロナのラミン・ヤマル photo/Getty Images
両チーム合わせて6ゴール
4月30日(現地時間)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでバルセロナとインテルミラノが対戦し、3-3で引き分けた。
ともにドイツ勢のボルシア・ドルトムントとバイエルン・ミュンヘンを下して4強に駒を進めてきた両チームの対戦は、前半から激しい点の取り合いとなる。
先手を取ったのはインテルだった。1分に右サイドからデンゼル・ドゥンフリースがグラウンダーの折り返しをゴール前に供給し、これにマルクス・テュラムが右足インサイドで合わせて先制すると、21分にはコーナーキックの場面でゴール前のこぼれ球に反応したドゥンフリースが右足でジャンピングボレーシュートをゴールネットに突き刺し追加点。インテルが序盤で2点のリードを奪う。
一方のバルセロナもすぐさま反撃に転じる。24分、右サイドでボールを受けたラミン・ヤマルが中央にカットインしてから左足でシュート。これがファーサイドのゴールポストに当たってからゴールに入り1点を返すと、38分には右サイドからのペドリのクロスボールをファーサイドにいたハフィーニャが頭で折り返し、最後はフェラン・トーレスが右足で押し込み同点に。バルセロナが前半のうちに2-2のタイスコアに戻してハーフタイムに入る。
点の取り合いは、後半に入っても続く。63分、インテルのコーナーキックの場面でゴール前に蹴り込まれたボールをドゥンフリースが頭で合わせてゴールを決め、インテルが勝ち越したが、バルセロナも直後の65分に同じくコーナーキックから最後はハフィーニャが相手ペナルティエリア手前付近から左足で振りぬいてミドルシュート。クロスバー直撃のシュートはその後インテルの守護神ヤン・ゾマーに当たってゴールインとなり、バルセロナがすぐさま同点に追いつく。
その後も互いに決定機を作りながらも4点目を奪うことはできず、試合は3-3でタイムアップ。両雄譲らずタイスコアのまま2ndレグに臨むことになった。