昨季限りで現役を退いたボヌッチ photo/Getty Images
名将たちに続けるか
昨季限りで現役を退いた元イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ。その後の動きは素早く、昨年10月からはU-20イタリア代表のアシスタントコーチに就任している。
伊『Calciomercato』によると、ボヌッチは早い段階から指導者の道に入ることを考えていたようで、現在はUEFAのAライセンス取得へ動いている最中だという。
イタリアサッカー界は数多くの名将を輩出しており、現在もカルロ・アンチェロッティやシモーネ・インザーギ、アントニオ・コンテ、ジャン・ピエロ・ガスペリーニなど高い評価を得ている指揮官が数多くいる。ボヌッチもその流れに続けるだろうか。
ボヌッチはインタビューにて、現役時代に指導を受けたコンテ、ロベルト・マンチーニの指導スタイルを手本にしたいと語っている。
「現在はUEFAライセンスのAコースの準備を進めている。それを取得できれば、U-20のユースチームやセリエCのトップチームを指導できる。サッカー選手になりたいと思っていた若き日の情熱があれば、いつかビッグクラブや代表チームを監督する機会がくるかもしれない。私は幸運にも偉大な指揮官の指導を受けることができた。手本として2人を選ぶなら、コンテとマンチーニだ。2人は全く異なるタイプではあるけど、戦術面で多くのことを教えてくれた」
「コンテは情熱があり、本能的だ。私にとってはより身近な存在かな。一方のマンチーニは冷静沈着で、感情的にならずに適切な指示を伝えてくれる。
現役時代のボヌッチはユヴェントスを中心に多くの成功を掴んできた。そのノウハウを指導に活かし、本人も語るように性格も変えることができれば、名将になれるかもしれない。