マンチェスター・ユナイテッドを指揮していたテン・ハーグ Photo/Getty Images
アロンソはレアル行きが濃厚か
ブンデスリーガのバイエル・レヴァークーゼンは、現指揮官シャビ・アロンソの退任に備えて新監督を準備しているようだ。独『kicker』は、元マンチェスター・ユナイテッド指揮官エリック・テン・ハーグとの交渉が進んでいると報じている。
アロンソは今夏レアル・マドリードに引き抜かれることが濃厚と見られている。レアルの現指揮官カルロ・アンチェロッティはブラジル代表監督就任が噂され、これは破談になるとも言われているが、現時点では五分五分だ。レヴァークーゼンのような「ファクトリークラブ」は監督交代に十分に備えておくことが通常で、後任を水面下で事前に手配するものであり、シモン・ロルフェスとフェルナンド・カロの体制下ではコーチ陣の交代はほぼシームレスに行われてきたと同紙は伝えている。
白羽の矢が立ったテン・ハーグとの交渉はすでにかなり進んでいるようだ。マンチェスター・ユナイテッドでは最終的にうまくいかなかったが、若手の登用にも積極的であり、アヤックス時代には多くの若手選手を成長させた。レヴァークーゼンのように「育てて売る」クラブの指揮官としては適任かもしれない。もちろんアロンソの去就次第であるが、テン・ハーグはドイツで再出発となるのだろうか。